羽生、歩けるまでに回復 HNK杯出場の意思確認はまだ…

[ 2014年11月22日 05:30 ]

羽生結弦

 フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリストでGPシリーズ中国杯のフリー直前練習で頭部、左太腿など5カ所を負傷した羽生結弦(ゆづる、19=ANA)について、日本連盟の小林芳子強化部長は「まだ痛みはちょっとあるけど、普通に歩くことができるようになった」と説明した。

 左大腿挫傷が最も重傷とされ9日の帰国時は車いすだったが、今週初めに羽生サイドから連絡があったという。NHK杯(大阪なみはやドーム)の開幕が28日に迫っている中、小林強化部長は「氷の上(に乗った)とかは聞いていない。治療に専念している彼に質問することはやめている」とし、出場意思の確認などはしていない。「“辞退します”と聞くまでは(出場は)羽生選手の権利」(同強化部長)とし、ギリギリまで決断を待つ。

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2014年11月22日のニュース