「懐かしくて涙が出た」東京五輪“名花”のチャスラフスカさん

[ 2014年10月10日 21:09 ]

1964年東京五輪の開幕から50年、記念祝賀会に出席したベラ・チャスラフスカさん

 1964年東京五輪の体操女子で3冠に輝き、優雅な演技から「名花」と称されたベラ・チャスラフスカさん(72)=当時チェコスロバキア=が10日、東京都内で開かれた五輪50周年を記念する祝賀会に出席した。自身の演技など当時の映像を見て「懐かしくなって涙が出た。世界で一番良い思い出」と柔らかな笑みを浮かべながら話した。

 チャスラフスカさんは、半世紀前の大舞台について「全てが素晴らしかった。日本は(敗戦後に)新しい国になって、それを世界に発表した」と評価した。6年後の東京五輪に向けて日本選手が今後、活躍することを予想し、「リオデジャネイロ、東京五輪で頑張ってください」と日本語でエールを送った。

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2014年10月10日のニュース