王者キングス、まさかの開幕完敗 ブラウン主将「情けない」

[ 2014年10月10日 05:30 ]

パックを奪い合うキングスのクリフォード(左)とシャークスのデマーズ(AP)

 NHLの14年シーズンが8日に開幕した。昨季のスタンレー杯決勝で2年ぶり2度目の優勝を飾ったキングスは地元ロサンゼルスでシャークスを迎えたが、0―4で敗れた。このカードは昨季のプレーオフ西地区1回戦の再現。シャークスは3連勝から4連敗を許して苦杯を喫しただけに、リベンジを果たしての白星発進となった。昨季リーグ最多勝ち点を挙げたブルーインズはフライヤーズに2―1で辛勝。カナディアンズは残り43秒、FWトーマス・プレカネック(31)が決勝点を挙げてメープルリーフスを振り切った。

 キングスは試合前に優勝の横断幕をアリーナの天井に掲げるセレモニーを行ったが、西地区パシフィックのライバル相手にまさかの完敗。主将のFWダスティン・ブラウン(29)は「ホームでの試合なのに情けない。開幕戦への準備ができていなかったということだ」と表情を曇らせた。昨季はシャークスとの激闘のあと、地区準決勝と決勝を併せて3シリーズ連続で最終第7戦を制してスタンレー杯決勝に進出。レンジャーズに4勝1敗で勝って頂点に立ったが、今季の開幕戦では満員となった1万8514人の地元ファンを落胆させる結果となった。

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2014年10月10日のニュース