錦織 逆転勝ちで初の2週連続V王手!決勝でラオニッチと再戦

[ 2014年10月4日 16:02 ]

第3セット、死闘を制した錦織はこん身のガッツポーズ

 男子テニスの楽天ジャパン・オープン第6日は4日、東京・有明テニスの森公園で行われ、世界ランキング7位の錦織圭(24=日清食品)は男子シングルス準決勝で同62位のベンヤミン・ベッカー(33=ドイツ)と対戦。 4―6、6―0、7―6で勝って、12年以来2年ぶりの優勝に王手を懸けた。

 第1セットは第6ゲームまでお互いにキープしたが、第7ゲームで錦織にミスが出て、ベッカーがブレーク。4―5からの第10ゲームでは強烈なサーブで主導権を握られ、最後はリターンがネットにかかって4―6と今大会初めてセットを落とした。これでエンジンがかかったのか、第2セットは1ゲームも落とさずに0―6と圧倒。第3セットは互いに譲らず6―6でタイブレークとなり、錦織が1―2から6ポイント連取して7―2で勝負を決めた。

 5日の決勝の相手は、全米オープン4回戦で4時間19分の死闘を演じたミロシュ・ラオニッチ(23=カナダ)。錦織は12年の本大会決勝でもラオニッチを下しており、自身初の2週連続優勝を懸けて、2年前の再現を狙う。

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2014年10月4日のニュース