元ラガーマン増田“突進”2差3位!ツアー2勝目へトライ

[ 2014年10月4日 06:20 ]

<東海クラシック2日目>18番、ティーショットを放つ増田伸洋

男子ゴルフツアー トップ杯東海クラシック第2日

(10月3日 愛知県みよし市 三好カントリー倶楽部西コース=7315ヤード、パー72)
 14位から出た増田伸洋(41=ドーム)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算5アンダーの3位に浮上した。上位進出で3年ぶりのシード権復活を確実にするだけでなく、8年ぶりのツアー2勝目を狙う。3日目は最終組で通算7アンダーで単独首位の藤本佳則(24=フリー)、同6アンダーで単独2位の小田孔明(36=フリー)とラウンドする。
【第2R成績】

 1組目スタートの増田が奮起した。通算5アンダーで迎えた最終18番パー4。左ラフからの第2打はピン奥10メートルへ。これを2パットでしのいで「あす(3日目)につながる」と胸をなで下ろした。2週前からシャフトが2インチ長い36インチの中尺パターを使用。「大きく構えて自然にストロークできる。外した時も納得のいく外れ方をしている」とお気に入りだ。11、12番は4~5メートルを沈めてバーディー。4番は10、13番は3メートル前後をパーセーブ。躍進につながった。

 元ラガーマンで、流通経大柏高時代には日本代表候補に選ばれた快足FB。41歳となり以前の感覚のように体が動かない分、小技を磨き、モデルチェンジを心がける。現在賞金ランクは36位。3年ぶりのシード復活が近づいているが「やるからには優勝を目指したい」と06年以来のツアー2勝目へ意気込んだ。

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