日本 フルセット制して2勝目!中道・山口ら控え組が奮闘

[ 2014年10月4日 05:30 ]

2次リーグのドイツ戦でスパイクを放つ迫田

バレーボール女子世界選手権

 バレーボール女子世界選手権は2日、イタリア・トリエステほかで2次リーグ第2戦が行われ、E組で世界ランキング3位の日本は同9位のドイツに3―2で競り勝った。1次リーグからの持ち越し分を含め、2勝3敗の勝ち点8で4位。

 第1セットを失った日本は出番の少なかった中道(東レ)や山口(岡山シーガルズ)を起用し、第2セットを26―24、第3セットも連取。2―2の第5セットは15―11で制した。迫田(東レ)がチーム最多の21得点。E組では中国が3―0でクロアチアを破って5連勝の勝ち点14で3位以内が確定し、3次リーグ進出を決めた。

 今大会7試合を戦い、4度目となったフルセットで初めて勝った。連戦が続き疲労の色濃い主力をセッター中道ら控えの選手がカバーしての勝利に、主将の木村は「なかなか出番がない選手もいたし、普段の悔しさを爆発させたことがチームとしてプラスになったと思う」と語った。中道は「(アタッカーの)高田とか山口さんとか、ずっとコートに立てなかった選手と出られたので勝てて良かった」と喜びを口にした。チームは3次リーグに進める3位とは勝ち点3差。もう1敗もできない苦境が続く。

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2014年10月4日のニュース