男子RSX級で五輪枠獲得 セーリング世界選手権

[ 2014年9月19日 08:45 ]

セーリング男子RSX級でリオデジャネイロ五輪の日本出場枠を獲得した富沢慎

 セーリングの世界選手権は18日、スペインのサンタンデル沖で行われ、男子RSX級で富沢慎(トヨタ自動車東日本)が26位に入り、日本はこの種目での2016年リオデジャネイロ五輪出場枠を獲得した。日本が同五輪の出場枠を獲得した最初の種目となった。女子RSX級、男女混合ナクラ17と女子49erFX級は今回、出場枠を得られなかった。

 リオ五輪のセーリング各種目の出場枠は世界選手権で約半数が決定する。日本連盟は今大会で枠を獲得した場合、来年の二つの指定大会で最上位の選手を代表とすることを決めている。

 ▼富沢慎の話 (順位は)10番台を狙っていたが、クリアできなかったのは悔しい。枠に関しては最低限の仕事をという、プレッシャーがあった。それはクリアできた。ぎりぎりなのでほっとしている。

 ▼大西富士子の話 (女子RSX級で枠を取れず)残念。みんなで取りたかった。また仕切り直しで、次の大会で取りにいきたい。風が強いのは苦手。課題をたくさん見つけた。

 ▼小嶺恵美の話 (女子RSX級で枠を取れず)技術が足りなかった。五輪枠を取るのは全員の目標だった。次はこんな思いをしたくない。(共同)

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2014年9月19日のニュース