日馬休場 右眼窩内壁骨折、手術で全治3カ月 来場所絶望

[ 2014年9月19日 05:30 ]

大相撲秋場所5日目

(9月18日 東京・両国国技館)
 横綱・日馬富士が日本相撲協会に「右眼窩(がんか)内壁骨折」との診断書を提出して休場した。手術をしない場合は全治1カ月、手術をした場合は全治3カ月で、今後の経過を見て手術するかどうかを判断する。

 まげをつかんで反則負けした4日目の嘉風戦で相手の頭が右目付近を直撃。前日から右目が腫れて出血が止まらないため、この日朝に都内の病院で精密検査を受け、骨折と診断された。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「どれくらいで血が引くか分からない。手術は腫れが引かない限りは(どうするか)分からない」と話した。入院はせずに自宅で冷やしている状態だという。同様の負傷では翌場所も休場している力士も多い。手術を回避した場合でも立ち合いから激しく当たるのが日馬富士の身上だけに、九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)の出場は絶望的。手術を行えば、来年の初場所(1月11日初日、両国国技館)の出場も微妙となる。

 ▼北の湖理事長(元横綱)目のことですから後のことを考えるときちんと治さないと。手術すると厳しい。1月(の初場所の休場)も考えないと。医者と相談してきちんとケガを治してもらいたい。

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2014年9月19日のニュース