エディーHC 構造改革訴える W杯イングランド大会あと1年

[ 2014年9月19日 05:30 ]

日本ラグビーの強化や将来について熱く語るエディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチ

 ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC=54)が、18日でW杯イングランド大会開幕まで1年を迎えたのを機に都内の日本記者クラブなどで会見を行い、日本ラグビー界の構造改革を訴えた。

 日本代表は過去最高の世界ランキング10位に躍進する一方で、国内全体のレベルは変わっていない。この現状にジョーンズHCは「選手が花園で活躍すればヒーローになり、大学でも同じ状況。そこで満足し、さらなるスターになろうとしなくなる。それで(主催者も)潤ったから、変える必要がなかった」と指摘。職務上は権限を持たないが「日本全体が代表に続いてほしい」と訴えた。W杯後に満了するヘッドコーチの契約については「日本協会が決めること。一方で監督はその国の人間がやるべきと思う」との考えも示した。

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2014年9月19日のニュース