選手団主将6大会連続金だ!三宅、階級上げ責任果たす

[ 2014年9月19日 05:30 ]

ソウルの金浦空港に到着した重量挙げの三宅宏実。右は父の義行監督

 仁川(インチョン)アジア大会は19日、韓国・仁川競技場で開会式が行われ、開幕する。18日は日本選手団の主将を務める重量挙げ女子53キロ級の三宅宏実(28=いちご)が現地入り。過去五輪に3度出場、アジア大会も3度目と経験豊富な三宅だが、今大会はこれまで以上の重みがある。「主将という大役をいただいたので、違いは大きい。主将として、参加するみんながケガなく最高のパフォーマンスができることを願っている」と殊勝にコメントした。

 三宅はロンドン五輪で銀メダルに輝いた48キロ級ではなく53キロ級に出場。16年リオデジャネイロ五輪は48キロ級に戻す予定だが、夢舞台へのステップとして1つ上の階級で戦う。選手層が厚くメダル獲得が難しい激戦区だが、21日の本番に向け「成功率をしっかり上げて、次につながる試合をしたい」と気合十分。日本選手団主将は5大会連続で金メダルを獲得している。「歴代の主将に恥じないように務めたい」。キャプテンとしての意地が、表彰台への険しい道を切り開く。

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2014年9月19日のニュース