イ・ヨンエが聖火点火か　アジア大会開会式プログラム発表

　仁川アジア大会組織委員会は１８日、仁川競技場で１９日夜に行われる開会式の詳細なプログラムを発表した。聖火リレーの最終点火者は伏せられたが、「アジア全域で愛される」人物だとし、韓国メディアではトップ女優のイ・ヨンエではないかとの予想が広がっている。ＳＢＳテレビ（電子版）は１８日、イ・ヨンエと報じた。

　組織委は点火者について「さまざまな活動で韓国の伝統と文化を広めた」「中国に小学校を建設するなどボランティア活動を行い、アジアの調和に貢献した」と説明。イはドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の主演で知られ、韓国紙の男性記者は「中国や台湾でも有名な存在なのであり得る」と語った。

　一方、地元紙のパク・ギョンホ記者は「仁川市役所に勤務する競泳五輪金メダリストの朴泰桓の可能性はあると思う」と予想。「やはりスポーツ選手ではないか。引退したサッカーの朴智星や、フィギュアスケートのキム・ヨナも考えられる」との声もあった。

　最終点火者にトーチが託されるまでの競技場内のリレーには、プロ野球巨人でも活躍した李スンヨプや、米女子ゴルフでメジャー通算４勝の朴仁妃ら韓国スポーツ界のスターが登場する。（共同）