パラ選手発掘に50人以上 20年見据え、初イベント

[ 2014年8月23日 09:51 ]

 2020年東京大会など将来のパラリンピックで活躍が期待される選手の発掘を目的としたイベント「めざせパラリンピック! 可能性にチャレンジ2014」が23日、東京都北区の東京都障害者総合スポーツセンターで行われ、7歳から25歳までの50人以上が参加した。

 日本パラリンピック委員会(JPC)によると、障害者のトップアスリート発掘のイベントは初めて。12年ロンドン大会で日本女子が金メダルに輝いたゴールボールや、男子の国枝慎吾選手(ユニクロ)が活躍する車いすテニス、陸上などを体験。パラリンピック経験者によるデモンストレーションも実施された。

 車いすの陸上を体験した10歳の増田汐里さんは「短距離をやりたい。2020年のパラリンピックに出てみたい」と目を輝かせた。

 日本障害者スポーツ協会の山田登志夫常務理事は「今から初めても、集中的にやれば十分金メダルを狙える競技もある。裾野を広げ、頂点を高くしていきたい」と期待を寄せた。30日には神戸市でも同様のイベントが開かれる。

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