森田 5月以来の首位、恥ずかし“空振り”も7バーディー!

[ 2014年8月23日 05:30 ]

CATレディース第1日、14番でバーディーを奪い、声援に応える森田理香子。6アンダーで首位

女子ゴルフツアーCATレディース第1日

(8月22日 神奈川県箱根町 大箱根カントリークラブ=6701ヤード、パー73)
 昨季の賞金女王で今季1勝の森田理香子(24=リコー)が7バーディー、1ボギーの6アンダー、67で回って首位発進した。2打差の2位にツアー未勝利の山本薫里(40=フリー)がつけ、さらに1打差の3位に上田桃子(28=フリー)がつけた。
【第1R成績】

 恥ずかしい?ミスも笑って済ますことができるほど納得の一日だった。最終18番パー5、ラフからの3打目だった。森田がグリーンを狙ったアプローチは浮いていたボールの下をくぐる“空振り”。ほとんど前に飛ばずボギーとしたが、「あれがあったとしても良かった」と気落ちすることはなかった。それもそのはず、森田が首位に立つのは5月の中京テレビ・ブリヂストン・レディース第1日以来。「久しぶりにたくさんバーディーが取れたし、いいパーも拾ったので良かった」と素直に喜んだ。

 強風が選手を悩ませる中、1番パー5でピンまで4メートルに2オンし、2パットでバーディー発進。勢いに乗り、4番からの3連続など14番までボギーなしで7バーディーを重ねた。

 昨季は4勝で賞金女王に輝き、今季も3戦目で優勝。しかし「スイングは良くなっている。(技術の)レベルは上がっていると思う」という自負とは裏腹に、その後は4月初旬を最後に1桁順位が一度もないという不本意な成績が続いていた。24歳の実力者は「プロは結果が全て。勝ちたい」と巻き返しを期した。

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2014年8月23日のニュース