有村 ずるずる69位フィニッシュ、シード危機に「やばい状況」

[ 2014年8月19日 05:30 ]

最終ラウンド、通算10オーバーの69位に終わった有村智恵

USLPGAツアー 全米女子プロ選手権最終日

(8月17日 米ニューヨーク州ピッツフォード モンローGC=6717ヤード、パー72)
 1バーディー、6ボギー、1ダブルボギーで79と崩れた有村智恵(26=日本ヒューレット・パッカード)は通算10オーバー、298で69位に終わった。ほかの日本勢も75で回った野村敏京(21=フリー)が通算4オーバーで48位、73の上原彩子(30=モスフードサービス)も5オーバーの53位と低迷。朴仁妃(26=韓国)が通算11アンダーで並んだブリタニー・リンシカム(28=米国)とのプレーオフを制して2連覇、メジャー通算5勝目を挙げた。

 有村は2番で3オン3パットのダブルボギーを叩くなど、「思い切って攻めようと思ったのにショットが良くなかった」と持ち味を出せないままにずるずると後退した。現在、賞金ランクは107位で来季のシード権が得られる80位に届いていない。「やばい状況。シードが得られなかったらQスクール(予選会)に回ることになる。この後の2週間で稼いで、(出場資格を得ていない)エビアン選手権に出たい」と悲痛な思いを口にした。

 ▼1位朴仁妃 トロフィーに2度名前を刻み、歴史の一部となれて光栄。とてもうれしい。(プレーオフ1ホール目でパーセーブし、大会連覇)

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2014年8月19日のニュース