豪栄道“大関初稽古”秋場所へ左膝回復着実「痛みなくなってきた」

[ 2014年8月19日 05:30 ]

稽古を再開した豪栄道

 大相撲の名古屋場所中に左膝を負傷しながら大関昇進を決めた豪栄道(28)が18日、東京都足立区の境川部屋で朝稽古を再開した。

 「左膝外側半月板損傷で約1カ月の安静を要する」との診断書を提出して前日までの夏巡業を全休していたため、まわしを締めて稽古場に下りたのは大関昇進後初めて。慎重に四股を踏むなどして膝の感触をチェック。「痛みはだいぶなくなってきた。今月末には申し合い稽古を徐々にできるようにやっていきたい」と秋場所(9月14日初日、両国国技館)に向け、回復への手応えを口にした。

 8月に入ってからは膝の治療に努めていた一方で「上半身だけは鍛えていた」と“大関仕様”の体づくりを意識してトレーニングにも励んできた。下半身の筋力は落ちているが、胸や肩の筋肉は現段階でも十分に張っており、今後さらなるパワーアップを図る方針。専属トレーナーの岡武聡氏も「膝にたまっていた水もなくなった。テーピングをしないで秋場所に出ることを目指している」と回復に自信をのぞかせた。

続きを表示

2014年8月19日のニュース