遼 伸ばせず70位、消化不良のラウンド「気持ち乗らなかった」

[ 2014年8月19日 05:30 ]

ウィンダム選手権最終ラウンド、12番でティーショットの行方を見る石川遼。70位に終わった
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USPGAツアー ウィンダム選手権最終日

(8月17日 米ノースカロライナ州グリーンズボロ セッジフィールドCC=7127ヤード、パー70)
 石川遼(22=CASIO)が2バーディー、2ボギーの70で回り、通算イーブンパーの70位で、今季のレギュラーツアーを終えた。フェデックス・カップ・ランキングで75位となり上位125人に与えられる来季シード権を獲得した。

 石川は70と伸ばせず、「なかなか気持ちが乗らなかったというか、難しかった。精神的に」と消化不良の最終日となった。第2日に62、第3日は78と乱高下し、優勝争いと無縁だったとあって集中力を欠いた。

 1Wを積極的に使い、距離のアドバンテージをとる理想のゴルフを追い求めたが、アウトは1Wで一度もフェアウエーを捉えられず、カート道を転がり370ヤード先のグリーン横まで飛んだ8番ではアプローチに失敗してボギーを叩いた。21日開幕のプレーオフ第1戦、バークレイズに向け、「来週からも自分のスタイルをしっかり持って貫いてやりたい」と気持ちを切り替えた。なお、コロンビアのカミロ・ビジェガスが通算17アンダーで4季ぶりの通算4勝目を挙げた。

 ▽フェデックス・カップ 07年に導入されたプレーオフ・シリーズ4試合。ウィンダム選手権までのレギュラーシーズン各大会の成績に応じて与えられるポイントでランキングを決定。レギュラーシーズン終了時のランキング125位以内が出場できる。大会を終えるごとに出場枠が減らされ、30人で争う最終戦ツアー選手権終了時のランキング1位が年間王者となり賞金1000万ドル(約10億2000万円)を獲得する。

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2014年8月19日のニュース