松本　世界選手権へ“野獣ぶり”全開　合ってきた腕と脚の動き

世界選手権に向けた合宿で、田代未来（左）と稽古する松本薫

　ロシア・チェリャビンスクで２５日に開幕する柔道世界選手権女子日本代表のうち、４８キロ級から６３キロ級までの５選手による最終調整合宿が都内で公開された。

　選手側の要望で、出発日だけでなく国内最終合宿も初めて分割実施。道場は静寂に包まれる中、５７キロ級ロンドン五輪金メダリストの松本薫（２６＝フォーリーフジャパン）の“野獣ぶり”が目立った。

　試合が近いため軽めの練習が中心だが、松本は「私は何も考えない」と最重量級の五輪銀メダリストの杉本美香コーチとの乱取りを敢行。「アドバイスがもらえる。この間は“腕と脚の動きがバラバラ”と言われたけど、今回は“動きが合ってきている”と言われた」と手応えを得た様子だった。