遼18位 3日連続の60台で3アンダー「まだまだだな」

[ 2014年4月21日 05:56 ]

ホールアウトし、キャディー(左)と握手する石川遼

 米男子ゴルフのRBCヘリテージは19日、米サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランドのハーバータウン・リンクス(パー71)で最終ラウンドが行われ、22位で出た石川遼(22=CASIO)は、4バーディー、2ボギーの69、通算3アンダーとスコアを2つ伸ばし、18位となった。

 石川は前半5番でボギーを叩いたが、直後の6番で6メートル弱のパットを沈めバーディーを奪い、後半に入ると10番でボギーとしたものの、11、12番でともに6メートルのパットを決め連続バーディー。15番でもバーディーを奪いスコアを伸ばした。

 競技終了後石川は「うーんって感じです。内容は良かったんですけど、17番か18番、どちらかでバーディーをとれたらなと思います。10番でも1メートルくらいのパットを外してしまったし、もったいなかった。まだまだだな、と思います」と語ったが、5、6メートルのパットが決まったことに関しては「ラインを読めるようになってきた」と手応えを感じている様子。「去年の最終日にスコアを落として悔しい思いをしているのでそこはリベンジできた」とも。

 初日は77の大叩きで124位だっただけに100位以上のランクアップ。「2日目の時点では、通らないのかな、と思っていたので…」と語ったが、昨年もこの大会で2度60台をマークし「楽しみにしていた」と好印象のあるコースで、今年も3日連続の60台をマークして、大きく順位を上げた。

 4月24日開幕のつるやオープンから日本ツアーに一時復帰。「また、来週、日本で試合があるので、頑張ります」と意気込んでいた。

 この日64とスコアを7つ伸ばしたマット・クーチャー(米国)が7アンダーで優勝した。

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2014年4月21日のニュース