小野塚「みんなで取ったメダル」 新潟県が栄誉賞授与

[ 2014年3月12日 15:03 ]

 新潟県は12日、ソチ五輪フリースタイルスキー女子ハーフパイプ(HP)で銅メダルに輝いた同県南魚沼市出身の小野塚彩那(25)に県民栄誉賞を贈った。小野塚は県庁で「みんなで取ったメダルだ」と喜びを語った。

 小野塚は冬季五輪では県勢初の女性メダリスト。さらに五輪新種目での獲得となった。正面玄関で県職員ら約200人が出迎える中、銅メダルを首から下げた小野塚は笑顔で花束を受け取った。

 泉田裕彦知事からメダルの感想を聞かれると「もらった時に初めて獲得できたという実感が湧いた」とにっこり。今後の目標について「自分が経験したことを子どもたちに伝えていきたい」と意気込んだ。

 同賞の受賞はソチ五輪スノーボード男子HPで銀メダルを獲得した平野歩夢(15)に続いて6例目。南魚沼市も近く市民スポーツ栄誉賞を授与する。

 新潟日報社も12日、小野塚に「新潟日報スポーツ特別栄誉賞」を贈った。(共同)

続きを表示

2014年3月12日のニュース