桐生 福島開催・日本選手権へ意欲「優勝狙う」

[ 2014年3月12日 05:30 ]

世界室内選手権を終えて帰国した桐生祥秀

 陸上男子100メートルで10秒01の記録を持つ桐生祥秀(18=洛南高)が11日、世界室内選手権が行われたポーランドから成田着の航空機で帰国した。

 東日本大震災から3年が経過。1月に宮城県女川町で行われた陸上教室で被災児童と交流した桐生は、被災地・福島開催の日本選手権(6月6~8日)に向け、「日本選手権は昨年2着だったので、優勝を狙っていきたい」と気合十分だ。

 世界室内選手権では予選を突破し、オフに取り組んできた「無駄な力を使わない」という省エネスタート法に手応えを得た。今後は29日に米国で400メートルリレーに出場し、4月20日の出雲陸上で今季初めて100メートルを走る。

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2014年3月12日のニュース