高梨沙羅、今季初の“連敗” 30歳イラシュコがW杯連勝

[ 2014年1月26日 23:49 ]

2位に終わり、悔しそうな表情の高梨沙羅

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は26日、スロベニアのプラニツァで個人第11戦(HS104メートル、K点95メートル)が行われ、ソチ冬季五輪代表の高梨沙羅(17=クラレ)は1回目101・5メートル、2回目98・5メートルの合計246・8点で2位に終わった。

 2回とも100メートル超のジャンプをそろえたダニエラ・イラシュコ(30=オーストリア)が249・8点で前日の第10戦に続き2連勝。高梨は1回目に102・5メートルを飛んだイラシュコに距離では届かなかったが、飛型点で上回り、トップに立ったものの、2回目に逆転を許した。

 高梨とともに五輪代表の伊藤有希(19=土屋ホーム)は233・7点で4位に食い込み、岩渕香里(20=松本大)が20位、渡瀬あゆみ(29=アインファーマシーズ)は24位だった。

 茂野美咲(27=CHINTAI)は1回目32位、山田優梨菜(17=長野・白馬高)は35位で2回目に進めなかった。

 ▼高梨沙羅の話 1回目の内容は良かった。今できることはした。2回目は踏み切りのタイミングが遅れてしまった。そこが残念。今回はなかなかこのジャンプ台に対応できなかった。

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