稀勢の里が休場、右足親指の負傷 綱獲りから一転、春場所はカド番

[ 2014年1月26日 12:35 ]

12日目の琴欧洲戦の後、右足を気にする稀勢の里

 大相撲の大関稀勢の里が初場所千秋楽の26日、右足親指の負傷で休場した。

 ここまで7勝7敗の稀勢の里は、千秋楽が不戦敗となり負け越し。春場所(3月9日初日)は綱獲りから一転して、大関昇進後初のカド番となる。

 12日目の琴欧洲戦で右足を痛め、取組後は、国技館内の診療所で診察を受けた。診断は「左足親指付け根のじん帯損傷」で通常なら3~4週間の固定が必要だが、大関の意向もありアイシングとテーピングで様子を見ていた。14日目の鶴竜戦で再び痛めていた。

 休場は2002年春場所の初土俵以来初めて。現役2位の通算連続出場は953回で途切れた。

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2014年1月26日のニュース