藍バーディー締め49位浮上 決勝Rへ「つながる」

[ 2014年1月26日 05:30 ]

第2ラウンド、14番でバンカーショットを放つ宮里藍

USLPGAツアー ピュアシルク・バハマ・クラシック第2日

(1月24日 バハマ・パラダイス島 オーシャンクラブGC=6644ヤード、パー73)
 77位から出た宮里藍(28=サントリー)は4バーディー、2ボギーの71で回り、通算イーブンパーの146で49位に浮上。74と伸ばせなかった上原彩子(30=モスフードサービス)も49位。74の野村敏京(21=フリー)は通算1オーバーで60位となり、日本人選手は全員予選を通過した。66と伸ばしたジェシカ・コルダ(20=米国)が通算11アンダーで首位に立った。

 難コンディションも相まって、パットの名手がグリーン上で苦戦した。宮里は「これを入れれば、波に乗れるというパットが決まっていない」と唇をかんだ。

 前半の4~6番はそれぞれ3メートル以内のバーディーパットを外すなど、宮里らしからぬミスが続いた。7番からアプローチがさえて3連続バーディーを奪ったが、後半は「前半と全くコンディションが違った」という強風に悩まされた。14番から2連続ボギーを叩き「耐えきれなかった」と悔やんだ。それでも、最終18番で2メートルを沈めてバーディー締め。「気持ちよく終われた。あすにつながる」とようやく笑みをこぼした。

 今年で米ツアー参戦9年目。10年の開幕戦、ホンダPTT・LPGAタイランドでは最終日に6打差をひっくり返しての優勝を経験した。決勝ラウンドで巻き返すにはパットが課題となるが「徐々に自分のストロークができている感覚がある」と言う通り、パット数は前日の37から30に減るなど改善されてきた。首位との差は11打に広がったが、経験豊富な28歳は1打ずつその差を縮めていく覚悟だ。

 ▼49位上原彩子 こんなミスをしていては、目標とするところにいけない。(16番パー4の第2打を池に入れてボギー)

 ▼60位野村敏京 パットが入らず、楽しくないゴルフだった。(アプローチはさえたが、パターが決まらず)

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2014年1月26日のニュース