白鵬2場所ぶり28度目優勝 決定戦で“綱の意地”鶴竜の初V阻止

[ 2014年1月26日 17:44 ]

2場所ぶりの優勝を果たし、賜杯を受け取る白鵬

 大相撲初場所千秋楽は26日、東京・両国国技館で行われ、横綱・白鵬が14勝1敗で並んだ優勝決定戦で大関・鶴竜を寄り切りで下し、2場所ぶり28度目の優勝を果たした。白鵬は過去30勝2敗と圧倒していた鶴竜に本割では寄り倒しで敗れたものの、決定戦では横綱の意地を見せ、鶴竜の初優勝を阻止した。

 あと一歩で優勝に届かなかった鶴竜だったが、北の湖理事長(元横綱)は「14勝は大きい」と話し、は来場所が綱とりになるとの見解を示した。

 綱獲りを目指した大関・稀勢の里は右足親指の負傷で休場し、不戦敗で7勝8敗で負け越し。3月の春場所はカド番で迎えることになった。琴奨菊は不戦勝で9勝6敗。

 平幕の遠藤は新入幕の貴ノ岩に下手出し投げで敗れ、11勝4敗。自身初の三賞となる敢闘賞を手にしたが、技能賞とのダブル受賞は逃した。

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