豪栄道大関獲り宣言 出羽海一門の柱に

[ 2014年1月4日 05:30 ]

碧山と稽古する豪栄道(左)

 大相撲の出羽海一門の連合稽古が東京都足立区の玉ノ井部屋で行われ、関脇・豪栄道(27=境川部屋)が小結・栃煌山らと20番取って16勝4敗と躍動。稽古後には14年の目標として開口一番「大関に上がりたいです」と宣言した。

 角界一の伝統を持つ出羽海一門は昨年初場所に把瑠都が関脇に陥落して以来、横綱、大関が不在となった。そのため、豪栄道にかかる期待は高くなっており、この日も先代・玉ノ井親方(元関脇・栃東)が呼びつけ、右肩の使い方を直接指導。昨年11月の九州場所は大関獲りへの足固めを狙ったが、8勝7敗と平凡な成績で終わった。一門全体で昇進させようと躍起になっている。大関獲りが振り出しに戻った初場所(12日初日、両国国技館)は昭和以降2位タイとなる11場所連続の関脇として迎える。「昨年よりも、もっともっといい年にしたい」。出羽海一門の柱として新年に臨む。

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2014年1月4日のニュース