錦織ブリスベーンで2年連続4強入り「いいテニスできた」

[ 2014年1月4日 05:30 ]

男子シングルス準々決勝でフォアハンドを放つ錦織圭

テニス ブリスベーン国際

(1月3日 オーストラリア・ブリスベーン)
 3日に男子シングルス準々決勝で第2シードの錦織圭(日清食品)が世界ランキング37位のマリン・チリッチ(クロアチア)を6―4、5―7、6―2で退け、2年連続で4強入りした。錦織はストロークのミスが目立ち、第2セットを落としたが、最終セットで2度のブレークに成功して押し切った。準決勝で元世界ランク1位のレイトン・ヒューイット(オーストラリア)と対戦する。

 錦織の精神力の強さが出た。何度もブレークチャンスを逃した第2セットは逆に最後のサービスゲームを奪われて落とした。「タイブレークには持ち込みたかった」と反省したが、最終セットに自信を持っていた。「ファイナル(セット)はいつも気持ちを切り替えて臨める。いいテニスができた」と満足そう。次に当たるヒューイットは地元だが、第2シードの錦織にとって格上ではない。「決勝に残れるようまずは頑張ります」と訴えた。

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2014年1月4日のニュース