遠藤先輩の前で日大・川端 アマ横綱 年内プロ表明へ

[ 2013年12月9日 05:30 ]

初のアマ横綱のタイトルを手にした大相撲で活躍する遠藤の高校、大学の後輩の川端

 相撲の第62回全日本選手権は8日、東京・両国国技館で行われ、川端翔伍(日大4年)が初のアマチュア横綱に輝いた。大相撲の遠藤(追手風部屋)の金沢学院東高、日大の後輩になる川端は、決勝で同じ日大4年の工藤豪人を寄り倒しで下した。川端は大相撲の幕下15枚目格付け出しの資格を得た。学生横綱の一ノ瀬康平(日体大4年)は決勝トーナメント初戦の2回戦でバーサンスレン・トゥルボルト(日大1年)に寄り切りで敗れた。

 川端は3回戦で2度アマ横綱になった松永六十四(猶興館高教)を破って波に乗った。工藤との決勝は左のおっつけで相手の体を起こし休まず攻めて押し倒した。幕下15枚目格付け出しの資格を得た川端は「大相撲は昔からの夢。プロ入りの方向で考えたい」と話し年内にもプロ入りを表明する見通し。後輩の応援に駆け付けた昨年優勝の遠藤も「いい相撲で良かった」と祝福した。

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2013年12月9日のニュース