白鵬“客員教授”が拓大で講演 「どんどん他の国へ出稽古を」

[ 2013年10月16日 19:28 ]

拓大で「世界の中の日本」と題した講義をする大相撲の横綱白鵬=16日、東京都八王子市

 大相撲の横綱白鵬が16日、東京都八王子市の拓大で「世界の中の日本」と題した講義を行い、約200人の学生に「自分はモンゴルから来て横綱になった。どんどん他の国へ出稽古に行ってほしい」と海外挑戦の大切さを訴えかけた。

 拓大から“客員教授”の肩書をもらった白鵬は着物姿で登壇。「モンゴルには、その国の水を飲めばその国に従え、ということわざがある。恥ずかしがらず、自分からなじんでいくことが大事だ」とグローバル社会での心構えを説いた。

 約1時間の講師役を終えた白鵬は「初めてなので緊張したけど、百点満点だ。結びの一番でいい相撲を取れたと思う」と土俵同様の横綱相撲を強調した。

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2013年10月16日のニュース