19歳の田代 大ケガ乗り越え女子63キロ級で金!

[ 2013年10月16日 06:00 ]

女子63キロ級で優勝し、金メダルを手に笑顔を見せる田代未来

東アジア大会最終日

(10月15日 中国・天津)
 柔道は男子90キロ級の加藤博剛(千葉県警)、同100キロ級の熊代佑輔(ALSOK)、女子63キロ級の田代未来(コマツ)が優勝した。

 女子63キロ級では互いにポイントを挙げられずに迎えた延長で、田代が北朝鮮選手を寝技で抑え込んで一本勝ち。頂点に立った19歳は「ここまできたら勝つしかないと思った」と振り返った。10年世界ジュニア選手権で優勝。その翌年に左膝じん帯断裂の大ケガを負った。この階級は今年の世界選手権でメダルを逃しただけに南條監督は「これを勢いにしてほしい。線の細さを克服すれば勝負できる」と期待した。

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2013年10月16日のニュース