小平奈緒、記録会で500メートルの国内最高を更新

[ 2013年10月16日 16:43 ]

女子500メートルで37秒87の国内最高記録を出した小平奈緒

 スピードスケートの今季開幕戦、全日本距離別選手権(25~27日)に向けた記録会が16日、会場となる長野市エムウエーブで始まり、女子500メートルで小平奈緒(相沢病院)が自身の国内最高記録を0秒09更新する37秒87をマークした。メダルが期待されるソチ冬季五輪に向け好発進した。

 100メートルを10秒52と今季初レースにしては上々のタイムで通過。力強さを増したフォームで滑り抜き、夏場の筋力強化の成果を発揮した。「練習の状態からすると、もっと出るかなと思っていた」と好調さをうかがわせる口ぶりだった。

 五輪が行われるシーズン後半まで調子を維持できるかが課題の一つ。「満足せず、どこまで伸ばせるか追求していきたい」と話した。

 記録会は19日までで、男子500メートルの加藤条治、長島圭一郎(ともに日本電産サンキョー)は18日から登場する。

続きを表示

2013年10月16日のニュース