ジャイアンツ マニング深刻…37年ぶり開幕6連敗

[ 2013年10月12日 06:00 ]

3度のインターセプトを喫して自滅したジャイアンツのマニング

 12年のスーパーボウルを制したジャイアンツが敵地シカゴでベアーズに21―27で敗れ、37年ぶりの開幕6連敗。08年大会を含めてスーパーボウルで2度MVPとなっているQBイーライ・マニング(32)は3度のインターセプトを喫して自滅した。兄ペイトン・マニング(37)のいるブロンコスは開幕から5連勝。兄弟で明暗が分かれるシーズンとなった。

 ジャイアンツは試合開始から2回目のパスをベ軍CBジェニングスにインターセプトされ、48ヤードをリターンされてTD。いきなりミスを犯したマニングは最後までリズムを取り戻せなかった。「一生懸命戦っているチームメートや監督に申し訳ない」と試合後は肩を落として沈痛な面持ち。今季のインターセプト数はすでに昨季の全試合分に相当する15(リーグ・ワースト)を数えており、スーパーボウルで活躍したエースQBのスランプは深刻な状態になってきた。

 ≪土壇場でミスミス≫マニングの今季インターセプト15回のうち8回までが第4Qに喫したもの。このクオーターのパス成功率は48・8%で、土壇場でのミスの多さが際立っている。

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2013年10月12日のニュース