比嘉 66マークし5差6位!笑顔の20歳スタート

[ 2013年10月12日 06:00 ]

第2ラウンド、10番でティーショットを放つ比嘉

USLPGAツアー サイム・ダービー・マレーシア第2日

(10月11日 マレーシア・クアラルンプール クアラルンプール・クラブ=6246ヤード、パー71)
 15位から出た比嘉真美子(20=フリー)は6バーディー、1ボギーの66をマークし、通算8アンダーの134で、首位と5打差の6位に浮上した。71で回った宮里藍(28=サントリー)は通算2アンダー、34位。宮里美香(24=NTTぷらら)は69で通算1アンダーの39位。有村智恵(25=日本ヒュレーット・パッカード)は71で通算5オーバーの62位。李日姫(イ・イルヒ)(24=韓国)が通算13アンダーで首位を守った。

 忘れられない誕生日となった。66をマークして通算8アンダーの6位に浮上。この日20歳となった比嘉は「10代の最後は3アンダーで、新たな日も5アンダー。いい終わり方といい始まり」と晴れやかな表情で語った。

 イーブンで折り返した10番でバーディーを奪うと、11番パー4は、残り135ヤードの第2打がカップの縁で止まるスーパーショット。あと少しでイーグルという一打で勢いは加速し、14番まで5連続バーディー。「刻むところが多いのに、うまくマネジメントできた。ショートゲームの精度が上がってきた。短所が長所になってきたような感じ」と胸を張った。ラウンド後は地元メディアに囲まれ「将来、日本でリードする存在になりたい」と目を輝かせた。宮里ら大先輩の背中を追う沖縄育ちの20歳が、最後まで力強いプレーを続ける。

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2013年10月12日のニュース