宮里藍、8年ぶりVへ意欲「日本のツアーで一番欲しいタイトル」

[ 2013年10月2日 16:26 ]

雨の中、練習ラウンドで笑顔を見せる宮里藍

 ゴルフの日本女子オープン選手権開幕前日の2日、神奈川県の相模原GC(6652ヤード、パー72)で各選手が最終調整し、宮里藍は「歴史があるし、日本のツアーで一番欲しいタイトル」と2005年以来2度目の優勝へ、意気込みを語った。

 強い雨の中、後半の9ホールを回った。「雨で(転がらず)距離が長くなるので、飛距離が出る選手が有利。その中でどう戦っていくか。いい練習になった」と、荒天の予想される週末の戦いをイメージした。

 特に400ヤードの12番(パー4)は第1、2打といいショットをしてもグリーンを捉えられなかった。「(パーオンできずに)手前からの寄せでセーブするホールが出る。ミスをしてもどこに置けばパーを取れるか、その戦略を考えていく」と話した。

 3年ぶりの日本一を目指す宮里美香は、同じ沖縄県出身で親交のある19歳の比嘉真美子と9ホールを回り「楽しくできた。ラフは打てそうに見えても重く、大けがをしないことが必要になる」と慎重なプレーを意識。史上最年少優勝のかかる比嘉は「試合前から意気込むと空回りする。目の前のことをしっかりやりたい」と気を引き締めた。

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