吉田沙保里が出身地の津市を表敬訪問 記念大会開催も計画

[ 2013年10月2日 13:14 ]

津市の前葉泰幸市長(右)と面会したレスリング女子の吉田沙保里

 レスリング女子55キロ級で世界選手権11連覇と五輪3連覇を合わせ、14大会連続世界一を達成した吉田沙保里(30)が2日、出身地の津市を表敬訪問した。市役所で前葉泰幸市長と面会。連覇を記念したレスリング選手権大会を10月に市内で開催する計画も発表した。

 吉田は津市役所で、優勝者に贈られる金メダルとベルトを前葉氏に見せ喜びの報告。表彰された姿が写った大型パネルにサインを書き込んだ。

 連覇の秘策を問われると「本番に向けて集中することです」と紹介。前葉氏は、市内に建設予定のスポーツ施設名を吉田の名前にちなんで「サオリーナ」と命名したことを伝えた。

 表敬後に前葉氏と記者会見に臨んだ吉田は、津市主催で県内外の中学生以下の子どもを対象にしたレスリング選手権大会を開催すると発表。競技指導も予定し「攻める気持ちを教えたい」と笑顔で話した。

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2013年10月2日のニュース