松山 プレジデンツCへ調整“世界のマルちゃん”が助言

[ 2013年10月2日 06:00 ]

記念写真に納まる松山(後列中央)

 男子ゴルフの米国選抜と世界選抜が戦う団体戦「プレジデンツ・カップ」に出場する松山英樹(21=東北福祉大4年)が30日、会場のミュアフィールドビレッジGC(米オハイオ州ダブリン)で練習ラウンドを行った。世界選抜の副主将・丸山茂樹と一緒にインの9ホールを下見。98年大会に5戦全勝の好成績を挙げ世界選抜を勝利に導きMVPに輝いた“世界のマルちゃん”からアドバイスを受けた。

 順調に調整しているが気がかりな点もある。大会前の“晩さん会”の同伴者を誰にするかだ。夫人や恋人と一緒に出席するのが恒例だが、東北福祉大ゴルフ部の阿部監督は松山の恋人同伴を否定し「私が出るかもしれません。でも、どうなるか分かりません」と苦笑した。

 11年に出場した石川遼は当時恋人の存在を明かしていたが、大会に帯同せず韓国の金庚泰と一緒に登場した。今年はウッズが恋人のバンクーバー五輪アルペンスキー滑降金メダルのリンゼイ・ボンを同伴するかも注目。コース外のペアリングも話題を呼びそうだ。1日午前には写真撮影が行われ、松山は世界選抜のチームメートとともに写真に納まった。 

 ▽プレジデンツ・カップ 米国選抜と、欧州を除く世界選抜による対抗戦。米国対欧州の「ライダー・カップ」にならい94年に始まった。2年ごとの開催で今年が10回目。米国選抜はここ2シーズンの獲得ポイント上位10人と主将推薦2人、世界選抜は米欧選手を除いた世界ランク上位10人と主将推薦2人で構成。通算成績は米国選抜の7勝1敗1分け。

 ▽プレジデンツ・カップ試合方法 全てマッチプレーで争われ、第1日は2人で1つのボールを交互に打つフォアサム、第2日は2人のスコアの良い方を採用するフォアボール。第3日の午前にフォアサム、午後にフォアボールを行い、最終日はシングルスで争う。勝ちは1点、引き分けは0.5点で4日間5ラウンドのポイントを合計する。

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