東京五輪の支持率77% 招致委調査で過去最高もIOC調査では…

[ 2013年3月26日 13:06 ]

 2020年夏季五輪の東京招致委員会は26日、理事会を開き、3月に実施した独自の開催支持率調査で都民の支持率が過去最高の77%になったと報告した。1月の独自調査から4ポイント増えた。

 調査は国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会が3月上旬に来日した後に実施された。水野正人専務理事は「評価委の訪問が多くの報道で取り上げられ、理解が深まった」と述べた。

 一方、IOC調査による立候補都市の開催支持率は東京70%、マドリード76%、イスタンブール83%。招致委の調査結果ではなくIOCの調査結果が、開催都市を決める9月の投票でIOC委員が参考とする報告書に記載される。

 理事会ではこのほか、活動方針などを定めた13年度事業計画や予算を承認した。水野専務理事は「今後は海外での活動が大きな比重を占める。私たちの思いや情熱を伝えていきたい」と話した。

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