藍、意地のアンダーパーフィニッシュ ショットに手応え

[ 2013年3月26日 06:00 ]

最終ラウンド、2番でティーショットを放つ宮里藍

USLPGAツアー起亜クラシック最終日

(3月24日 米カリフォルニア州カールズバッド アビアラGC=6593ヤード、パー72)
 32位から出た宮里藍(27=サントリー)はパットに苦しみながらも3バーディー、2ボギーの71と伸ばし、通算1アンダーの287で24位となった。72で回った上原彩子(29=モスフードサービス)は33位。76と崩れた上田桃子(26=フリー)は66位に終わった。ベアトリス・レカリ(25=スペイン)が通算9アンダーで並んだ金(キム)寅(イン)敬(キョン)(24=韓国)とのプレーオフを制し、ツアー通算2勝目を挙げた。

 宮里は今週初のアンダーパーでフィニッシュしたが、34パットとグリーンで苦しんだ。4番は3メートルから3パットでボギー。5番は5メートル、7、8番は3メートルにつけたが、バーディーパットはカップをかすめた。「ショットの調子は凄くいいのに(パットが決まらず)踏んだり蹴ったりだった」と苦笑いした。その一方でショットは切れている。メジャー初戦のクラフト・ナビスコ選手権(4月4日開幕)に向け「ショットの調子が維持できて、気持ちをコントロールできれば結果はついてくる」と初のメジャー制覇を見据えた。

 ▼33位・上原彩子 4日間できたのはいい経験。アプローチを武器にプレーしているが、アメリカでも戦える手応えを感じた。

続きを表示

2013年3月26日のニュース