小野塚3位!今季3度目表彰台 横回転技で存在感

[ 2013年3月26日 06:00 ]

フリースタイルスキーのW杯ハーフパイプで種目別3位となった小野塚彩那

フリースタイルスキー W杯

(スペイン・シエラネバダ)
 25日にハーフパイプ(HP)最終戦を行い、霧のため競技途中で打ち切られ、1回目の成績で順位が決まった女子は世界選手権銅メダリストの小野塚彩那(石打丸山ク)が今季3度目の表彰台となる3位に入り、種目別を3位で終えた。予選の得点で最終成績を決めた男子は、寺田斉史(NG HOT&CRAZY)が17位、成田緑夢(3110)は21位だった。フリースタイルのHPは来年のソチ冬季五輪で新採用となる。

 2日前に25歳になった小野塚は高さのある2回転や1回転半の横回転技で存在感を示したが、種目別初制覇に届かなかった。世界選手権で3位になっても「優勝を狙っていたので悔しさが残る」と満足せず、上を目指し続けた。22日には強豪の集まったフランスでの賞金大会で5位になり、強行日程でスペイン入り。1回目の成績で順位が決まってしまったが「少ない練習時間でベストは尽くせた。表彰台に立てたのは良かった」とプラスにとらえていた。

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2013年3月26日のニュース