美帆、好発進! 日本勢初の連覇へ500メートル1位

[ 2013年2月23日 06:00 ]

女子1500メートルでトップに立った高木美帆

スピードスケート世界ジュニア選手権

(2月22日 イタリア・コラルボ)
 22日に開幕し、4種目で争う総合で日本勢初の2連覇を狙う女子の高木美帆(北海道・帯広南商高)が500メートルで39秒88、1500メートルで2分1秒56と、ともにトップのタイムで総合首位に立った。男子総合で昨年5位の中村奨太(ロジネットジャパン)も500メートルで1位の36秒78だった。

 屋外リンクで高木が疾走した。初日2種目を制して総合2連覇へ好発進。「順位の面ではいい。タイムもそこそこだと思う」と手応えを口にした。最初の500メートルは、100メートルの通過が11秒0で最速。後半に伸びを欠いたが「外のリンクではたぶん自己ベスト」という滑りだった。得意の1500メートルもジュニアのリンク新記録をマークした。ジュニアの世界選手権は今回が最後。「ここまで来たら全部(4種目のトップを)獲るつもりでいきたい」と強気な姿勢で残り2種目に臨む。

続きを表示

この記事のフォト

2013年2月23日のニュース