寺川が50背で短水路日本新 瀬戸、渡部は2種目制す

[ 2013年2月23日 19:04 ]

女子50メートル背泳ぎで26秒05の短水路日本新で優勝し、ガッツポーズする寺川綾

 短水路(25メートルプール)で争う競泳の日本選手権第1日は23日、神奈川県の相模原市立総合水泳場で行われ、女子50メートル背泳ぎの寺川綾(ミズノ)が自身の短水路日本記録を0秒08更新する26秒05で優勝した。狙った25秒台に届かず「ちょっと残念」と悔やんだが、「自己ベストが出て安心できた」と笑った。

 男子200メートルバタフライは瀬戸大也(JSS毛呂山)が1分52秒17で制し、松田丈志(コスモス薬品)が0秒10差の2位。瀬戸は400メートル個人メドレーも4分3秒79で勝ち、100メートル個人メドレーは3位だった。

 女子では渡部香生子(JSS立石)が100メートル個人メドレーを59秒34の短水路日本新記録、100メートル平泳ぎは1分5秒18の短水路高校新で制した。男子100メートル平泳ぎは冨田尚弥(チームアリーナ)が57秒91で優勝し、山口観弘(志布志DC)が2位、立石諒(NECグリーン)が3位だった。

 ▼立石諒の話 久々のレースだったし、楽しんでできたことが収穫。4月の日本選手権に向けて持久力が課題。いろんな選手がいるのは面白いし、モチベーションになる。

 ▼松田丈志の話 タイムが遅いので負けたのはしょうがない。後半が持たなかった。若い選手も出てきて、今は張り合う気持ちでやっていこうと思っている。

 ▼星奈津美の話 コーチからも思い切っていこうと言われ、積極的にレースをしたが、最後は練習不足の部分が出た。ただスピードはついていると思う。

 ▼古賀淳也の話 (男子50メートル背泳ぎの優勝にも)タイムが遅いので満足はしていない。飛び出しまでは良かったが、後半テンポを上げようと思ったところで空回りした。

 ▼立石諒の話 久々のレースだったし、楽しんでできたことが収穫。4月の日本選手権に向けて持久力が課題。いろんな選手がいるのは面白いし、モチベーションになる。

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2013年2月23日のニュース