暴力問題影響なし?浅見ら3人優勝 柔道GSパリ大会

[ 2013年2月10日 01:25 ]

女子48キロ級決勝でフランス選手を破り優勝した浅見八瑠奈(右)

 柔道のグランドスラム・パリ大会は9日、パリで開幕して男女計7階級を行い、女子48キロ級は世界選手権2連覇の浅見八瑠奈(コマツ)が決勝でフランス選手を下して優勝した。男子60キロ級の高藤直寿(東海大)も決勝で韓国選手に一本勝ちした。

 また、女子52キロ級では、昨年の東京大会覇者の橋本優貴(コマツ)が優勝。宮川拓美(コマツ)は3位になった。57キロ級は山本杏(神奈川・桐蔭学園高)が決勝で敗れ2位、宇高菜絵(コマツ)は3位だった。63キロ級の阿部香菜(三井住友海上)と田中美衣(了徳寺学園職)も3位だった。

 男子は66キロ級で2010年世界選手権覇者の森下純平(筑波大)が初戦で脚取りの反則により敗退し、高上智史(日体大)が3位に入った。73キロ級の大野将平(天理大)も3位だった。

 日本勢は女子代表前監督らの暴力問題の影響が懸念され、試験導入の新ルールへの対応も注目された。(共同)

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