横綱大鵬しのび黙とう…「二所」の名称存続願う意見も

[ 2013年1月21日 22:19 ]

 大相撲の二所ノ関一門は21日、東京都内で会合を開き、現役時代に二所ノ関部屋に在籍し、19日に死去した元横綱大鵬の納谷幸喜さんをしのび、黙とうをささげた。

 初場所後に二所ノ関部屋が閉鎖されることに伴う一門の名称などの扱いについては、具体的な話は出なかったという。高田川親方(元関脇安芸乃島)は私見と断った上で「二所ノ関部屋を絶やすわけにはいかない。誰かに近い将来、受け継いでもらう形になると思う」と名称を残したい意向を示した。

 尾車親方(元大関琴風)は「名称がどう、誰がどうというのは日をあらためて、時機を見て(話し合う)」との見通しを語った。

 30日の納谷さんの通夜には一門の親方衆、関取衆に加え、三段目以上の力士が参列する。

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2013年1月21日のニュース