ストイックな18歳 丹羽 独で卓球漬け「日本にいたら遊べるけど」

[ 2013年1月21日 09:06 ]

カップを手にメダルをかむ丹羽
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卓球全日本選手権最終日

(1月20日 国立代々木競技場)
 男子シングルス決勝で、世界ランク22位の丹羽孝希(18=青森山田高)が同10位・水谷隼(23=ビーコン・ラボ)を4―3で撃破。ロンドン五輪代表同士の激突で1―3と追い込まれたが、執念の逆転劇で初優勝を果たし、世界選手権(5月、パリ)代表に決まった。

 丹羽は団体メンバで出場したロンドン五輪後、ドイツのプロリーグ・ブンデスリーガに参戦した。「日本にいたら遊べるけど、ドイツにいたら卓球しかすることがない。自分にはそういう環境が合っていた」。ハイレベルでストイックな生活が、技術だけでなくメンタル面の成長も後押しする。男子日本代表の倉嶋監督は「同年代のプロの選手を見たりして刺激されたんだと思う。ドイツで鍛えている部分が出た」と説明した。

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