ジョコビッチ 5時間超えの死闘制して8強入り

[ 2013年1月21日 00:15 ]

死闘の末、ワウリンカを下したジョコビッチ

 テニスの全豪オープン第7日は20日、メルボルンで行われ、3連覇を狙う第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は第15シードのスタニスラス・ワウリンカ(スイス)に1―6、7―5、6―4、6―7、12―10で勝ち、6年連続で8強入りした。

 5時間を超える死闘を制したのはジョコビッチだった。第5セットの11―10で迎えた第22ゲームで、バックハンドのクロスショットを空いたスペースに打ち込み、8強入りを決めると絶叫。「とても特別な夜になった」と酔いしれた。

 第4セットをタイブレークの末に落としたが、昨年の決勝ではナダル(スペイン)との5時間53分の激闘をものにした精神力の強さを見せた。最速222キロを出した相手の強烈なサーブと強打に対抗し、粘り強いストロークで最終セットをもぎ取った。ワウリンカとネット越しに抱擁した世界ランキング1位は「彼はきょうの勝利に値する」とたたえた。(共同)

続きを表示

2013年1月21日のニュース