三宅パパ メダリスト育成の秘けつは「怒らない。褒めて伸ばす」

[ 2012年11月29日 15:18 ]

「第5回ペアレンティングアワード」で「親子部門」を受賞した女子重量挙げ銀メダリストの三宅宏実(右)と父の義行氏

 重量挙げのロンドン五輪女子48キロ級銀メダリストの三宅宏実(27)と、コーチで父の義行氏(67)が今年の育児のトレンドを表彰する「第5回ペアレンティングアワード」の「親子部門」を受賞し、29日、都内で開かれた授賞式に出席。義行氏はメダリストを生んだ子育ての秘けつを語った。

 「本当は音大を卒業してピアノの先生になって欲しかった」と意外な告白をした義行氏。宏実選手の母がピアノの先生をしており、その道に進むことを願っていたという。宏実選手も「最初はそれが夢だったけど、中学3年生ごろに違うと思い、競技の道に転向した」と経緯を話した。

 子育ての方針を聞かれた義行氏は、「子どもは怒らない。褒めて伸ばした」と秘けつ。「(競技で)何ができて、何ができないのかを一緒になって12年間、取り組んだら良い結果が出た」と事も無げに話した。同席した“新米パパ”の石田純一(58)と魔裟斗(33)は興味深くうなずいていた。

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2012年11月29日のニュース