「乱暴していない」と強調 内柴被告、証拠調べを終了

[ 2012年11月29日 18:33 ]

 指導していた大学の女子柔道部員を合宿先のホテルで乱暴したとして、準強姦罪に問われたアテネ、北京両五輪の金メダリスト内柴正人被告(34)の第6回公判は29日、東京地裁(鬼沢友直裁判長)で証拠調べを終えた。次回12月26日は検察側が論告求刑を行う。

 29日午後は引き続き、検察側の被告人質問があり、乱暴ではなかったことを部員に確認したのではないかと問われ、「乱暴していないので、そんなことを聞くはずがない」と語気を強めて反論。

 「性行為を隠蔽(いんぺい)しようとしたのではないか」との指摘には「なかったことにできないかと自問自答したが、やっぱりだめだと思った」と話した。

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2012年11月29日のニュース