宮里藍11位に終わる 逆転賞金女王の可能性が消滅

[ 2012年10月28日 19:30 ]

通算7アンダーで11位に終わった宮里藍

 米女子ゴルフの台湾選手権は28日、台湾北部・楊梅のサンライズ・クラブ(パー72)で最終ラウンドを行い、宮里藍は73とスコアを落とし、通算7アンダーの281で11位だった。71で回った上田桃子は通算3アンダーで18位。出場予定が残り2試合の宮里藍は、賞金ランキングで首位の朴仁妃(韓国)と約90万ドル(7200万円)差となり、賞金女王獲得の可能性が消えた。

 69をマークしたスサン・ペテルセン(ノルウェー)が通算19アンダー、269で前週に続く今季2勝目、通算10勝目を挙げ、賞金30万ドル(約2400万円)を獲得した。3打差の2位に朴仁妃、2連覇を狙ったヤニ・ツェン(台湾)はさらに1打差の3位だった。

 ▼宮里藍の話 風の計算が難しい中で我慢していたが、最後の2連続ボギーが残念だった。4日間を通して見ればいい内容のゴルフができて、満足はしている。来週はしっかり体を休めて、残り2試合に向けて準備したい。

 ▼上田桃子の話 今週の中で一番ショットに手応えがあった。上半身と下半身が同調して、自然に振れるようになってきた。距離も出ていたし、自信になる。今季の残り試合は少ないが、自分らしさを出して諦めずに頑張りたい。(共同)

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