小平、大会新で3冠 男子1000は羽賀V

[ 2012年10月28日 17:48 ]

スタンドの声援に笑顔を見せる、女子1000メートルで4連覇を果たした小平奈緒

 スピードスケートの全日本距離別選手権最終日は28日、長野市エムウエーブで行われ、女子1000メートルは小平奈緒(相沢病院)が1分16秒14の大会新記録で4連覇し、2年連続で500メートル、1500メートルとの3冠に輝いた。住吉都(堀技研工業)が1分17秒71で2位に入り、41歳の岡崎朋美(富士急)は15位だった。

 男子1000メートルは羽賀亮平が1分10秒54で優勝、加藤条治が1分10秒95で2位、長島圭一郎が3位と日本電産サンキョー勢が表彰台を独占した。

 女子3000メートルは穂積雅子(ダイチ)が4分8秒19で制し、菊池彩花(富士急)が2位。37歳の田畑真紀(ダイチ)は7位に終わった。男子5000メートルは在家範将(田名部組)が勝った。

 ▼住吉都の話 朝から体があまり動かず、タイムも内容も反省点が残った。力みもあって中盤でイメージ通りに滑れず、最後の失速につながった。

 ▼在家範将の話 8月に右肩を骨折してどうなるかと思ったが、ここまで滑れるようになってほっとした。欲を言えば6分30秒を切りたかった。

 ▼高木美帆の話 (同じ4位でも)1000メートルは納得いくレースではなかったが、3000メートルは良かった。シーズンを通して滑りを崩さないようにしたい。

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2012年10月28日のニュース