ＮＴＴコムの新人小川　初トライ決めＭＯＭに選出

＜ＮＴＴコム―リコー＞後半、ＮＴＴコミュニケーションズ・小川（左）がトライを決める

ラグビートップリーグ第４節第１日

（9月21日 秩父宮）
　１試合を行い、ＮＴＴコミュニケーションズがリコーに１４―９の逆転勝ちで２勝２敗のタイに戻した。前半を３―６で折り返したＮＴＴコミュニケーションズは後半５分に新人ＷＴＢ小川優輔（２２）が逆転トライ。ＳＯ君島良夫（２８）のＰＧで突き放し、チームはトップリーグ３年目で初めて相手をノートライに抑えてリコーから初白星も挙げた。リコーは今季初白星を飾れず開幕４連敗。

　ＮＴＴコミュニケーションズのＮｏ・８栗原、ＷＴＢ小泉とともに新人で先発した小川が、トップリーグ初トライでマンオブザマッチに選ばれた。「単純にうれしい。ディフェンスがよかった」とトライよりもタックルで相手の突進を阻んだことを喜んだ。アメリカンフットボールに挑戦しているパナソニックのＷＴＢ山田は小倉高―慶大の先輩。「小倉の名前を高めたい」と胸を張った。