添田　元世界１位にストレート勝ち「自信になります」

アンディ・ロディック戦でリターンする添田豪

男子テニス　ワールドチーム・カップ１次リーグ 日本―米国

（5月24日 ドイツ・デュッセルドルフ）
　シングルス第２戦では添田豪（空旅ドットコム）が、元世界ランキング１位のアンディ・ロディックに７―５、７―６で勝利。第１セットは互いにサービスゲームを譲らず５―５で迎えた第１１ゲームで、添田がラインぎりぎりのショットを左右に決め、ロディックのサービスゲームをブレークした。いらいらしたロディックがラケットをコートにたたきつける場面もあった。

　第２セットの第５ゲームで再びブレークした後「勝ちを意識して、余計なプレッシャーをかけてしまった」そうで一度逆転された。しかし、ここから粘った。タイブレークから、最後は巧妙なネットプレーで決めた。「勝機はあると思って臨んだ。自信になります」と全仏オープンに向けて充実感をみなぎらせた。（共同）